最強最大の武器
posted 2024-11-02
「Japan Power Summit 2024」は会場全体がすごい熱気だった。だが参加者の大半が電力業界関係者で、商品先物関係者からの参加者は極めて少数だったようだ。…
電力先物上場5年、今後の伸び代に期待
posted 2024-09-18
東京商品取引所が電力先物を上場してから、17日で5年が経過した。電力先物は当初から東日本と西日本でエリアを区切り、それぞれ需要の多い時間帯を対象とする…
全米販の2040ビジョン、市場育成に「先物」なく
posted 2024-05-15
全国米穀販売事業共済協同組合(全米販)が策定した「米穀流通2040ビジョン」は、その名のとおり米穀をめぐる生産・流通・消費の2040年版シミュレーションである。…
JPXが中経アップデート、デリバ政策に注力を
posted 2024-05-09
日本取引所グループは30日、2024年(令和6)3月期(=2023年度:2023年4月1日~2024年3月31日)における決算概要を発表した。それによると決算(国際会計基準=IFAS)は…
コメ先物、始めるなら10月限から
posted 2024-04-26
堂島取引所が2月21日に本上場申請したコメ先物だが、現在指数の算定などに関する調整が農水省との間で行われているようだ。ここでいう指数は全国のコメ価格を平均化した平均価格のことで…
日本の個人投資家に定着しないオプション取引
posted 2024-04-10
堂島取引所の貴金属上場から1年が経過した。これで国内における金先物関連の商品は大阪取引所の金標準、金ミニ、金限日、堂島金となり、3月の出来高順位は各々1位、6位、3位、4位とすべて主力商品の位置づけで…
農産物先物の重要性、改めて認識すべき時
posted 2024-03-08
「マルサスの罠」という言葉がある。これは人口の増加率に比べ食糧生産の増加率が低く、増えた労働力を食糧生産に投入しても1人当たりの食糧配分は減少するため、結果として貧困や戦争をもたらすという主張である。
デリバティブ集計、日本の4取引所は寂しい結果に
posted 2024-02-20
FIAの集計に沿って2023年の世界デリバティブ出来高をまとめてみた。年間1,373億枚は先物とオプションを合わせたもので、デリバティブ取引は21世紀に入ってから増加傾向が顕著である。
2023年
中国の先物スキーム、投機資金で農家支援が posted 2023-12-04
金融戦争に勝利する条件
posted 2023-10-26
市場に植え付けたブランドイメージ posted 2023-10-13
新規上場商品のヒント posted 2023-10-04
補助金制度と市場経済 posted 2023-09-28
先物市場がある商品は価格が安定する posted 2023-09-23
手数料引下げ競争の行く着く果ては? posted 2023-09-07
先物市場整備は産業化の第一歩 posted 2023-08-24
オプションに潜む爆発の芽 posted 2023-08-04
取引量よりも価格の信頼性 posted 2023-06-07
当業者不在の先物市場 posted 2023-06-01
米国のATS(代替執行市場)、現在66市場に posted 2023-05-01
関西商品先物の砦「シルクセンタービル」 posted 2023-04-20
忘れ去られた金先物オプション、復活の道はあるか? posted 2023-03-31
農水省の農家ヒアリング、コメ先物復活への布石か posted 2023-03-23
JPXグループもコメ先物上場検討を posted 2023-02-13
商品先物苦情件数、直近1年ゼロに posted 2023-01-27
2022年
商品先物トレードコンテスト、今後も定期開催を posted 2022-12-02
FTX破綻で浮き上がるグローバル金融業のマイナス面 posted 2022-11-22
過怠金賦課はどこまで広げるべきか? posted 2022-10-21
取引情報の詳細な公表が市場の信頼性向上に繋がる posted 2022-10-07
商先市場の未来年表は? posted 2022-10-02
2021年
コメ先物、廃止する正当な理由があったのか?
10.19ブラックマンデー、脚光浴びた商品ファンド
posted 2024-10-15
米国を中心に世界中の株価暴落を引き起こしたいわゆる「ブラックマンデー」は、1987年(昭和62)10月19日に発生した。まもなく27年となる。同日のニューヨーク株式市場では…
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幻の大型商品「野菜先物」、20年前横浜取が乗せた夢
posted 2024-09-30
最後の農産物大型商品といわれたコメ先物だが20年前の2004年、市場規模がコメの2.2兆円(当時)に匹敵する農産物商品が試験上場された。上場したのは今はなき横浜商品取引所で…
【上】 / 【下】
リーマンショック後16年、業界衰退のピーク2008年
posted 2024-09-12
米証券大手のリーマン・ブラザーズが経営破綻したのは2008年(平成20)9月だった。これに端を発した世界的な金融危機は「リーマン・ショック」と呼ばれ、…
総合取引所スタートから4年、その開設までを振り返る
posted 2024-08-29
2020年7月27日、日本取引所グループ(JPX)傘下の大阪取引所は同じくJPX子会社の東京商品取引所から貴金属・ゴム・農産物各市場の商品を移管し…
【上】 / 【下】
商取風土記~堂島米市場
posted 2024-07-22
堂島取引所のコメ先物本上場申請が6月21日に認可され、8月の取引開始を前に準備が進められている。今から300年前の1730年(享保15)…
① / ② / ③
先物市場、明治から昭和初期までの動乱
posted 2024-07-10
1874年(明治7)10月13日の株式取引条例の中に、日本で初めて「取引所」という言葉が公に用いられた。徳川中期(1640~50年頃)から始まった…
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コメ相場と格闘した八代将軍・吉宗
posted 2024-06-27
徳川時代、財政窮乏から米相場と格闘しながら幕府を維持しようと苦心惨憺した将軍がいた。八代将軍吉宗である。別名“倹約将軍”といわれ、また“米将軍”とも称された特異な存在であった。…
【上】 / 【下】
世界経済のバブル事件史~チューリップバブルからリーマンショックまで
posted 2024-06-18
日本のバブル崩壊から30年以上経つが、バブルそのものは経済活動において周期的に繰り返されるものである。要は余剰資金が一極集中すればそれがバブルを引き起こすのであるが、…
【上】 / 【下】
オプション取引に乗せた夢
posted 2024-04-24
国内初の商品先物オプションは1991年6月、東京穀物商品取引所が始めた米国産大豆先物オプションである。その後97年9月、トウモロコシ先物オプションを追加した。農産物以外では東京工業品取引所…
コメ行政の歴史~戦時統制から食管制度の限界
posted 2024-02-28
1942年(昭和17)、戦時経済統制の一環で食糧管理法(食管制度)が制定された。これによりすべてのコメは原則政府の管理下に置かれ、農家は生産したコメを全量政府に供出する制度が敷かれた。
戦後の商品取引所復活劇~繊維中心に高まった気運
posted 2024-02-14
25年前の1999年2月、商品先物市場において流動性が低い上場商品の整理・淘汰が始まった。東京工業品取引所の毛糸、中部商品取引所のスフ糸ダル、大阪商品取引所の毛糸・スフ糸ダル・同ブライトなどほぼ繊維商品が主体となった。
2023年
商品先物業界団体変遷史
posted 2023-11-15
中国経済の歴史と先物市場の今
posted 2023-11-02
【上】 /
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商先市場縮小の中で高まった取引システム共有化議論
posted 2023-10-16
オプション取引の起源から米国先物市場の確立まで
posted 2023-10-06
リーマン・ショックから15年、業界の2008年を振り返る
上場9社全社赤字・13業者撤退、市場衰退化が顕著に
posted 2023-10-05
ありがとう、多々良義成さん~激動の思い出
posted 2023-07-10
幻の救世主・商品ファンド物語
posted 2023-06-09
「物価の優等生」鶏卵先物上場物語
安定価格は消費者サイドのみ、裏側には卸値の乱高下
posted 2023-05-11
金先物市場が生まれた日
posted 2023-02-17
2022年
近代コメ流通機構の形成[明治期編]
石油メジャーvs産油国OPEC、原油価格覇権争いの歴史
2021年
食料の安全保障、コメの需給はどう変わったのか
商品先物取引の誕生(大坂堂島編)