USDA、米コーンの今年の生産予想は先月より微増、予想価格は$4.20に

2024-08-14

 米国農務省(USDA)は12日、今月の世界の農産物の需給予想を発表、とうもろこしに関しては、米国の今年(2024/25年度)の生産は先月の予想より2億4千万ブッシェル増(610万トン増)の151億ブッシェル(3億8千356万トン)と予想している。
 期首在庫(2024年9月初め)は先月の予想より1億4千500万ブッシェル減の18億7千700万ブッシェル、供給は先月の予想より9千500万ブッシェル増の170億200万ブッシェルと予想している。
 国内需要は同7千500万ブッシェル増の126億8千万ブッシェル、輸出は2千500万ブッシェル増の22億2千500万ブッシェル、期末在庫(2025年8月末)は500万ブッシェル減の20億9千700万ブッシェルと予想、農家出荷価格の平均は先月の予想よりブッシェル当たり0.10ドル安の4.30ドルと予想している。
 世界(米国を含む)のとうもろこしの2024/25年度(国によって統計時期は異なる)の生産予想は先月の予想より425万トン増の12億2千479万トンと予想、期末在庫は先月の予想より87万トン増の3億1千164万トンと予想している。
 ブラジルの生産は先月の予想と変わらず1億2千700万トン、同国の輸出も変わらず4千900万トン、アルゼンチンの生産も変わらず5千100万トン、同国の輸出も変わらず3千600万トンと予想している。
 ウクライナの生産も先月の予想と変わらず2千770万トン、同国の輸出も変わらず2千450万トンと予想しており、ロシアの生産は40万トン減の1千500万トン、同国の輸出も40万トン減の460万トンと予想している。

【詳細:英語サイト】米国農務省(USDA)
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