米国農務省（ＵＳＤＡ）は10日、今月の世界の農産物の需給予想を発表、とうもろこしに関しては、米国の今年（2024／25年度）の生産は148億6千万ブッシェル（3億7千746万トン）と予想（2023／24年度は153億4千200万ブッシェルと推定）、供給は169億700万ブッシェルと予想（同167億2千700万ブッシェルと予想）、国内需要は126億500万ブッシェルと予想（同125億5千500万ブッシェルと予想）、輸出は22億ブッシェルと予想（同21億5千万ブッシェルと予想）、期末在庫（2025年8月末）は21億200万ブッシェルと予想（2024年8月末は20億2千200万ブッシェルと予想）、農家出荷価格の平均はブッシェル当たり4.40ドルと予想（2023／24年度は先月の予想より5セント安の4.65ドルと予想）している。
 世界（米国を含む）のとうもろこしの2024／25年度（国によって統計時期は異なる）の生産予想は12億1千993万トンと予想（2023／24年度は12億2千809万トン）、期末在庫は3億1千227万トンと予想（同3億1千308万トン）している。
 ブラジルの生産は1億2千700万トンと予想（同1億2千200万トン）、同国の輸出は4千900万トン（同5千万トン）、アルゼンチンの生産は5千100万トンと予想（同5千300万トン）、同国の輸出は3千600万トンと予想（同3千800万トン）している。
 ウクライナの生産は2千700万トンと予想（同3千100万トンと推定）、同国の輸出は2千400万トンと予想（同2千600万トン）している。

【詳細:英語サイト】米国農務省（ＵＳＤＡ）