米国農務省（ＵＳＤＡ）は11日、今月の世界の農産物の需給予想を発表、とうもろこしに関しては、米国の今年の生産は先月の予想より2億900万ブッシェル減（532万トン減）の151億1千100万ブッシェル（３億8千383万トン）、2023／24年度（2023年9月―2024年8月）の供給は、期首在庫が先月の予想より5千500万ブッシェル増えると予想しているが、生産が減る見込みなので、先月の予想より1億5千500万ブッシェル減の165億9千200万ブッシェル、国内使用は先月の予想より4千500万ブッシェル減の123億4千万ブッシェル、そのうちエタノールおよび副産物用の使用は変わらず53億ブッシェル、輸出は5千万ブッシェル減の20億5千万ブッシェル、農家出荷価格の平均はブッシェル当たり先月の予想より10セント高の4.90ドル、期末在庫（2024年8月末時点）は先月の予想より6千万ブッシェル減の22億200万ブッシェルと予想している。
 世界（米国を含む）のとうもろこしの2023／24年度（国によって統計時期は異なる）の生産予想は先月の予想より1千97万トン減の12億1千350万トン、期末在庫は同307万トン減の3億1千105万トンと予想している。
 ウクライナの生産は先月の予想より250万トン増の2千750万トン、同国の輸出は変わらず1千950万トンと予想している。

【詳細:英語サイト】米国農務省（ＵＳＤＡ）