米国農務省（ＵＳＤＡ）は8日、今月の世界の農産物の需給予想を発表、とうもろこしに関しては、米国の今年度の生産は先月の推定と変わらず137億3千万ブッシェルと推定、2022／23年度（2022年9月―2023年8月）の供給も先月の予想と変わらず151億5千700万ブッシェル、国内使用も先月の予想と変わらず119億6千500万ブッシェル、輸出は先月の予想より7千500万ブッシェル減の18億5千万ブッシェル、農家出荷価格の平均はブッシェル当たり、先月の予想より10セント安の6.60ドル、期末在庫（2023年8月末時点）は前年度末より3千500万ブッシェル減、先月の予想より7千500万ブッシェル増の13億4千200万ブッシェルと予想している。
 世界（米国を含む）のとうもろこしの2022／23年度（国によって統計時期は異なる）の生産予想は前年度より6千850万トン減、先月の予想より384万トン減の11億4千752万トン、期末在庫は前年度末より923万トン減、先月の予想より118万トン増の2億9千646万トン（うち中国は先月の予想と変わらず2億732万トン）と予想している。
 生産予想ではアルゼンチンが暑さと乾燥のため、先月の予想より700万トン減の4千万トンになっている。

【詳細:英語サイト】米国農務省（ＵＳＤＡ）