NYSE主催の大規模サミットで日本ETFの現状を解説
■東証
2022-11-22 11月14日発表。インターコンチネンタル取引所傘下のNYSE(ニューヨーク証券取引所)グループが開催した「ETF Industry Summit」で、東証のETF推進部長が日本のETF市場の動向や東証の取組みについて講演した。なおサミットでは大手ETF市場の業界リーダーがそれぞれの市場に関する見解を示すとともに、各市場におけるビジネス機会や市場機会、グローバル市場への参入等を幅広く議論した。
東証は「中期経営計画2024」における「企業のイノベーション・成長と資産形成の循環促進」に向けた施策で、ETF市場の発展を掲げている。
また、東証とNYSEは9月、商品開発、マーケティング及び情報共有等の分野で協力し、日米間のクロスボーダー投資を支援するため、新たに覚書を締結している。この時は岸田文雄首相が訪米中で、NYSEのトレーディングフロアで行われた署名セレモニーに立ち会っている。もともと両取引所は2000年2月、包括的相互協力に関する覚書を締結し、2007年1月には戦略的提携に合意するなど、これまで良好な協力関係を維持している。
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