第3回米先物情報交換会、農水省担当者が講演

2024-09-27

 コメ問題を主要テーマとする農業シンクタンク農政調査委員会は10月1日、第3回「米先物取引」に関する情報交換会を開催する。
 これまで第1回は堂島取引所によるコメ先物の紹介、第2回は米穀ジャーナリストの熊野孝文氏が「現物市場の動向とコメ先物指数市場」を演題に講演した。
 第3回では「米先物取引の機能と期待」と題し農林水産省新事業・食品産業部商品取引グループ長の宮長郁夫氏が講演する。
 コメ先物は8月13日に取引を開始したが、主務省である農水省がコメ先物本上場に関連し対外的に講演するのは初となる。宮長氏の講演後、堂島取が「9月の先物取引価格および先物取引の仕組みと参加方法」を演題に具体的な解説を行う。

    第3回の開催要項は以下のとおり。
  • ①日時:10月1日(火)15時30分から17時
  • ②会場:日本農業研究所会議室(1階) 東京都千代田区紀尾井町3-29
  • ③定員:50人(Zoomでのリモート参加も受付け)
  • ④参加費:2,000円(資料代)
    ※ただし同日13時15分から同会場で行われる第14回米産業懇話会(演題:「日本における直接支払いの導入の可能性と課題」、講師:明治大学農学部 作山巧教授)の参加者は無料。
申し込み専用サイト:【農政調査委員会】令和6年10月1日開催 懇話会等への参加申込フォーム

問い合わせは農政調査委員会(TEL:03-5213-4330、Eメールinfo@apcagri.or.jp、ともに担当竹井氏)へ。

(Futures Tribune 2024年9月24日発行・第3313号掲載)
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