日本取引所グループ（JPX）は22日、2024年3月期における通期連結業績予想を上方修正した。2023年9月25日に開示した予想に対し、営業収益は1,525億円と95億円（6.6％）増、営業利益は870億円と100億円（13.0％）増、税引前利益は870億円と100億円（13.0％）増、親会社の所有者に帰属する当期利益は610億円と70億円（13.0％）増となった。
 これらは取引の増加を反映させたもので、株式等を5兆円（前回開示資料比7,000億円増）、長期国債先物取引を4万2,000単位（同9,000単位増）、TOPIX先物取引を11万単位（同4,000単位増）、日経平均株価先物取引を19万2,000単位（同2,000単位減）、日経先物株価指数オプション取引を260億円（同10億円減）と見直したため。

（Futures Tribune 2024年3月26日発行・第3278号掲載）