民間から農産物市場の必要性を問う声
「農産物市場研究会」が6月発足
2023-05-24<米産業懇話会の様子>
農政調査委員会(東京都千代田区)は6月、農産物の流通に焦点を当て、先物市場を含め幅広く市場の必要性を議論する「農産物市場研究会」を立ち上げる。トウモロコシ、小麦、コメなど主要農産物の流通実態を踏まえ、専門家によるセミナー及びディスカッション形式での進行が予定されている。6月から9月まで毎月2回、計8回の研究会を経て9月中に提言もしくは報告書を公表する。研究会はすべてオープンとし、会場での対面方式に加えオンライン参加も受け付ける方針。低迷を続ける国内の農産物先物市場にとって、民間団体である同委員会の声は復興に向けての追い風となる。
(Futures Tribune 2023年5月23日発行・第3216号掲載)
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