CMEグループが1月に1オンス金先物を上場へ
2024-12-09 シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループはこのほど、規制当局の認可を経た後、2025年1月13日に、取引単位を標準取引の100分の1とする1オンス(約31グラム)の金先物取引を上場すると発表した。現物の受渡しはなしの差金決済取引となる。
同取引の上場にあたって、CMEグループの執行役員兼金属部門のグローバル担当長は「金は常に人気のある投資商品になっているが、より多くの市場参加者がポートフォリオの多様性を見てくるようになり、近年では小口取引への関心が高まっている」とコメントしている。
CMEグループでは、金の小口取引に関しては取引単位10オンスの金先物取引(マイクロ金)をすでに上場しており、同取引の今年のこれまでの1日平均の出来高は約10万5千枚の記録になっている。
(Futures Tribune 2024年12月10日発行・第3329号掲載)
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