USDA、米コーンの予想価格は引き続き5セント安の$4.70に

2024-04-12

 米国農務省(USDA)は11日、今月の世界の農産物の需給予想を発表、とうもろこしに関しては、米国の2023/24年度の供給、生産、輸出の推定や予想については先月に引き続いて変わっておらず、需要については先月の予想より5千万ブッシェル増と予想している。この結果、期末在庫(2024年8月末)は先月の予想より5千万ブッシェル減の21億2千200万ブッシェルと予想、農家出荷価格の平均は、2カ月連続で、先月の予想よりブッシェル当たり5セント安の4.70ドルと予想している。
 世界(米国を含む)のとうもろこしの2023/24年度(国によって統計時期は異なる)の生産予想は先月の予想より238万トン減の12億2千786万トン、期末在庫は135万トン減の3億1千828万トンと予想している。
 ブラジルの生産は先月の予想と変わらず1億2千400万トン、同国の輸出も変わらず5千200万トン、アルゼンチンの生産は先月の予想より100万トン減の5千500万トン、同国の輸出は先月の予想と変わらず4千200万トンと予想している。
 ロシアの生産は先月の推定と変わらず1千660万トン、同国の輸出は先月の予想より30万トン増の560万トンと予想、ウクライナの生産は先月の推定と変わらず2千950万トン、同国の輸出は先月と変わらず2千450万トンと予想している。
 南アフリカの生産は先月の予想より150万トン減の1千400万トン、同国の輸出は90万トン減の200万トンと予想している。

【詳細:英語サイト】米国農務省(USDA)
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